テレワークや在宅ワークによる肩こりを解消!整体師が実践している3つの簡単な方法とは!?

みなさんこんにちは!

最近一気に冷え込んできましたね。

冬本番といった感じですよね。

 

寒くなってくると同時に、コロナウイルスの感染者も増加する一方のようで、

連日テレビやニュースの話題で耳にしない日はありませんよね。

 

いつまで続くのかと、いいかげん嫌気がさしています。

 

 

 

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さてここにきて、

 

在宅ワークによるパソコン疲れがじわじわたまってきた」

 

「肩や腕のほうまでおもダルくなって辛いんです」

 

「肩コリがまたひどくなってきて頭痛もします」

 

こういった相談がふたたび増えてきています。

 

 

そこでこのたびは、パソコン業務をはじめとする在宅ワークやテレワークによって

おきる肩こりや、それに関係してあらわれる辛さや不快感を解消するための、

かんたんな予防法をお伝えしていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

パソコン業務による体への負担とは?

 

パソコンに熱中する人のイラスト(女性)

長い時間パソコン業務をしているということは、

体を動かさない時間も長いということになりますよね。

 

実はこの、「運動不足のまま同じかっこうで長い時間いつづける」ということが

体にとってすごくストレスになります。

 

ひとの体は、常に血管やリンパなど、流れがあって循環していることが

自然な状態ですが、この流れをサポートしたり、より勢いをともなわせるためには、

からだを動かす必要があるんです。

 

反対に、動きのない時というのは、最低限の必要な流れでからだを保っている、

ということのようです。

 

川の流れを思い浮かべてください。

 

同じ川の流れのなかに、勢いのよい流れと、流れの弱い場所が存在しているとしましょう。

 

ゴミが浮いていたり、どろが底に溜まっているのは決まって流れの弱い場所です。

 

ひとの体にこの川のイメージを重ねると、パソコン業務を長時間し続けることで

体を動かすことがなくなり、血やリンパの流れが弱くなって、

体の中によどみができ、老廃物やゴミがたまりやすくなってしまいます。

 

また、血の流れが弱くなれば、栄養や酸素をはこぶ力も弱くなります。

 

 

まとめてみましょう。

 

パソコンを長時間している ➡ 体はほとんど動かない ➡ 循環が弱ってよどむ

 

よどむと老廃物がたまる ➡ 栄養・酸素も不足していく

 

といった感じですね。

 

そして大切なことは、

筋肉も栄養と酸素を必要としています。

 

体を動かしていない最低限の循環のなかで、

肩やくび、パソコンを操作するための手や腕の筋肉たちだけは、

ハードワークを強いられていますから、栄養や酸素がとぼしいまま働き続けることで

過剰なストレスとなります。

 

そしてそして、

 

ついに悲鳴をあげた筋肉が、コリや痛み、辛さとなって自覚されるということのようですね。

 

 

今日から実践!3つの簡単なセルフケア!

 

ここからは、

私自身も実践している肩こり予防や疲労回復におすすめのセルフケアを

3つ紹介していきます。

 

今回は特にパソコン業務による肩こり解消に効果的な対策です。

 

①アラーム機能を使い、45分~1時間に一度は立って全身の伸びをする。

 例えば映画を見終わったあとって、内容にかかわらず自然と伸びや体をねじったりし

 ていませんか?

 映画鑑賞はだいたい2時間ぐらいですが、じつは30分もジッとしていると体の緊張状

 態は多大なものになっています。ましてやパソコンでお仕事となると、その負担はく

 らべものになりませんよね。

 

②首まわしと腕まわしを大きくゆっくりとおこなう。

 ①の延長で、背すじをのばした良い姿勢のまま首なら左まわし右まわし、

 腕の場合は前後にそれぞれ10回ずつ、大きくゆっくりとまわしましょう。

 腕をまわす時は、背中や肩甲骨を意識するとさらに効果があがります。

 (動かすだけでひどく痛むような場合は禁止です。

  正しい治療を早急に受けるようにしてくださいね。)

 

③お風呂にゆっくりとつかる

 季節的にも、入浴はすごくおすすめです。

 熱すぎずぬるすぎず、「あぁ~、気持ちいい」と思える温度がいいですね。

 血の流れもよくなり、筋肉のこりがほぐれて体がリラックスします。

 シャワーですまさずに、お湯につかる日を増やしましょう。

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また在宅ワークの場合は、作業をする場所の選択も大切です。

 

本来やすらぎの場である自宅ですから、何気なくリビングやくつろぎのソファーで

パソコン作業などをすると、たいていの場合、体に負担の多い姿勢や格好を自然ととっ

てしまいがちです。

 

在宅ワークがまだまだ長く続くような予測がつく場合は、思い切って専用のデスクやチェアを用意してみることも、予防の一環として間違いではありません。

 

 

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

連日のコロナウイルス騒動だけでなく、気温がグッと下がり体調を崩しやすい時期です。

 

それだけでも体は緊張状態にありますから、ぜひ上記のセルフケアや対策を実践して

頂き、少しでも快適な生活を送っていただけると幸いです。

 

それでもどうにもならない、いっこうに辛いままだ、といった場合は

何か複雑な原因がひそんでいる可能性もありますから、我慢しすぎず早めに専門の

治療を受けるようにしてくださいね。

 

また、肩こりや関連するお体の不調には、整体・鍼灸治療も効果的ですので、

なにかちょっとしたことでも、お困りや不安がございましたらお気軽にご相談くださいね。

 

 

 

 

監修 柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎