長引く腰痛を解消!たった3つの、ちょっとした工夫とは!?

みなさんこんにちは!

 

柔道整復師鍼灸師の石田です。

 

まだまだ寒い日がつづきますよね。

朝起きることが辛い方も多いのではないでしょうか。

 

 

ここのところ、腰の痛みやギックリ腰に悩まされる方が増えました。

 

「イスから立ち上がろうとしたら動けなくなりました」

 

「朝、洗面台で前にかがむのが本当に辛いんです」

 

「年末年始から腰痛がずっと続いています」

 

などなど、ずいぶん我慢をされている方が多いです。

 

 

ギックリ腰になると本当に大変ですよね。

 

実は私も経験がありまして、、

その時は辛いだけでなく、どうしようもない不安感や孤独な気持ちにも

襲われました。

 

また腰痛持ちになると、常に不安要素をかかえた生活を送ることになり、

思い切りのよい活動ができなかったりと、

制限が増えてばかりで、すごく憂うつですよね。

 

腰痛の女性のイラスト

 

 

そのような中でこのたびは、

 

この時期の腰痛に対して、とりわけ年末年始から腰痛を引きずっていたり、

ここにきていつもより辛さが激しくなっているとお悩みの方に向けて、

ちょっとした対策をお伝えしていきたいと思います。

 

 

〇この時期の腰痛の特徴とは?

 

じつは、

 

年末年始、お正月明け、お椿さんの前後、などなど、、

 

「いつもこの時期になると腰の調子が悪いんだよな~」

 

とおっしゃられる方って意外と多いんです。

 

そして、

 

どうしてかな?とは思いつつも、

シップを貼って様子をみたり、コルセットを巻いて、だましだまし日常生活を

送る、といった対処しかできないまま苦しまれている方がほとんどのようです。

 

 

しかし、原因を私なりに調べてみると、

あんがい身近なことが原因だとわかりました。

 

それはずばり、

 

①胃腸をはじめとする内臓の疲れ

②水分の不足

③運動不足

 

この3つの要素が、この時期特有の腰痛のキーポイントとなっているようです。

 

①~③に対して、少し解説をしますね。

 

正月太りのイラスト

 

年末年始やお正月休みの生活によって、

 

①普段より暴飲暴食気味になることで内臓が疲労し、疲労した内臓と神経によって

 つながる腰の筋肉が緊張してカチカチになり、痛みにかわる。

 

②寒くなると水分を口にする回数が極端に減る。その結果①のように消化や吸収

 にいそしむ内臓、特にうんちを作る大腸に負担がかかり、結果神経をつうじて

 腰の筋肉がカチカチにかたくなり痛みにかわる。

 多少便秘気味になるので神経と筋肉の悪い関係が長引く。

 また、血やリンパの流れ(循環)が悪くなり老廃物がからだの中にたまる。

 

③普段よりも体を動かさない時間、緊張感のない時間が続くと、体中の血の流れが悪く

 なる。血によって酸素や栄養は運ばれていくのですが、もちろん、流れが悪いと腰の

 筋肉にも十分な酸素や栄養が運ばれなくなるので、回復に時間がかかる。

 

こういった理由で、

 

腰の筋肉や関節にストレスが長時間かかり続ける結果となり、

 

腰痛が長引いたり、この時期だけいつもよりひどく感じる原因となるようでした。

 

 

〇今すぐはじめよう!3つの簡単な対策を紹介します!

 

特に、普段から食べすぎる方や、上記にもあったように多少の便秘感があったり、

お通じの様子がいつもと違うように感じている方には効果的です。

(便秘と腰痛とは、仲良し関係のようですね。)

 

 

①思い切って夜の食事をぬいてみる

 

 内臓を休ませるためには一番の方法です。腰痛が軽くなってきたり、

 お通じが楽になってくるまで、できれば続けてみてください。

 間食もひかえましょう。

 

 また、食事はよく噛んで食べるようにしましょう。

 内臓の疲労がはやく抜けていきます。

 

 

②意図的に水分を取る

 

 わかりやすく見える化しておきましょう。500㎖のペットボトル飲料水を一日に

 2本飲む。といった具合です。継続の目安は①を参考にしてください。

 冬場は思っている以上に水分を口から摂取していません。

 水分不足は血をドロドロにするので、流れが悪くなる原因です。

  (成人の場合は、体重×40㎖が目安となります)

 

 

③ゆっくりでもいいのでウォーキングをする

 

 腰に症状があったとしてもジッとしすぎないこと。

 (腰痛は軽い運動をするほうが早く治る、という医学論文がでています。)

 おうちの中でもかまいません。壁や手すりを持ちながらでもかまいません。

 10分以上は歩いてみてくださいね。

 最初はゆっくり歩き出しましょう。慣れてきたら、スピードよりも

 歩幅を広げる意識をしてみましょう。

 

水分補給をする人のイラスト(女性・グラス)

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

 

上記の3つの方法を試してみることで、少しでも皆さんの辛い腰痛が解消して

くださるとうれしいです。

 

 

ただ、一ミリも動けないほどのひどいギックリ腰を起こしてしまったときや、

 足に痺れが走るとか、焼けるような痛みを感じるなど、

異常な感覚をともなうといった場合は早急に整形外科や専門医に診ていただく

ことをおすすめします。

 

また、腰痛は整骨院鍼灸院でもしっかりと対応しています。

そしてじつは、便秘や胃腸のトラブルにも整体や鍼灸治療は効果的です。

 

からだの調子を整えたい方や、このほかにもちょっとしたお困りやお悩みがある方には

随時対応していきますので、お気軽にご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

監修 柔道整復師鍼灸師  石田将太郎