肩こりがひどくて腕までシビれてくる、、。湿布やビタミン剤に頼らずに解消する方法とは?

「肩こりで治療にいっても、電気とマッサージをされただけでした」

「首をひっぱってもらっても、湿布を貼っても肩こりって良くならないですよね」

「ひどくなると腕までシビれてきて辛いんです」

 

最近このようなお声が増えてきたように思います。

 

「ビタミン剤って肩こりに効くんですか?」

「肩こりになるとこの先一生付き合っていくものですよね、、」

「腕や手がシビれるって、まさか頭とか脳の問題ですか?」

 

このように悩まれたり不安を抱えておられる方も多いようでした。

 

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○肩がこると腕までシビれてくる理由とは!?

 

こんにちは!

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しております、

院長の石田将太郎です。

 

オリンピックも開幕し、季節は夏本番ですね!

外をすこし歩けば汗がふき出しますが、お店や屋内に入ると冷房でキンキン!

 

このような時って、お体はすごく疲労します。

疲労して、筋肉や関節はカチカチにかたまっています。

 

そしてこの季節、冷たい飲み物やアイスクリーム、かき氷がおいしい時期ですよね。

お腹の中はいつの間にか冷えかたまった状態となっています。

 

調べてみると、お腹(内臓)と首は「迷走神経(めいそうしんけい)」という内臓を動かす

神経によってつながっているようなのです。

 

さらにくわしく調べてみると、

 

お腹が冷えて内臓の働きがにぶるとその情報が迷走神経によって首に伝わり、

そこから首や肩の筋肉もおなじように硬く緊張します。

 

電柱と電線のような関係性ですよね。

 

またやっかいなことに、お体にとって硬くなった筋肉は重りの代わりとなってしまいます。

ほら、下半身や足が重く感じるときってありますよね。

そのような時、太ももやふくらはぎの筋肉は硬くなっていることがほとんどです。

 

この重りになった首や肩の筋肉が、腕のほうへ走っていく血管や神経を圧迫するような

ストレスになるようです。

 

腕に違和感を感じたり、場合によってはシビれを感じさせてしまう原因がここにも

あるようでした。

 

 

 

○肩こりに湿布が効かない、、?ビタミン剤を飲む前にできることは?

 

あるデータによると、肩こりを自分で対処するための方法として、

塗り薬や貼り薬を使う方は全体の23%を占め、2番目に多い手段となっています。

 

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(佐藤製薬株式会社 肩こり痛・腰痛に関するアンケート調査)

 

しかし調べてみると湿布が特に効果的なタイミングは

足首のネンザやぎっくり腰を起こしてしまった直後であったりと、

何かしらが起きてからすぐのようでした。

 

お体の中に「炎症」という状態がある時には大活躍のようですね。

 

疲労や緊張によって感じている症状や辛さは、炎症とは違うため湿布の効果も薄れていると

考えられています。

 

また不用意に湿布を使いすぎることで起こるトラブルもあるようです。

(こちらに関しては別の記事で改めて紹介していきたいと考えています)

 

そして手軽で身近な存在であるビタミン剤。

意外なほど糖分が多く含まれていたり、場合によっては腎臓や肝臓に

負担をかけることもあるようです。

 

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○まだ湿布やビタミン剤に頼りますか?肩こりを解消する3つの秘策をお伝えします!

 

ここからは、とくにこの真夏の季節に増える肩こりや首の辛さにターゲットをしぼり、

簡単に実践できる解消法を3つお伝えしていきます!

 

 

 

1.冷房やクーラーの環境下では首や肩まわりのお肌の露出をさける

 

直接お肌に冷風を受けることで、反射的にその部分の筋肉が緊張するという体の

仕組みがあります。

 

長い時間続くと、緊張した筋肉の硬さがエスカレートして

神経や血管を圧迫しやすくなります。

 

そうなると血のめぐりが悪くなり、筋肉が必要とする栄養や酸素が不足します。

結果として、辛いコリを感じたり違和感や不快が増えるようでした。

 

首元や襟まわりにはスカーフや薄手のタオルをかけてお肌の露出をさけるよう意識ましょう。

 

 

2.ほどよい熱を体にあたえましょう

 

オススメは、38〜40℃程度のぬるめのお湯を使った入浴です。

入浴によるリラックス効果と水圧によるマッサージ効果もあり、筋肉の緊張がほぐれ

血のめぐりが良くなります。

 

シャワーでお風呂をすまされる方が増えていますが、

まずは週に2〜3回、5〜10分ほど湯船につかるようにチャレンジしていきましょう。

 

また余裕がある方は、食事にあたたかい汁物を一品くわえてみましょう。

胃腸が温まることで体中のこわばりがほぐれ、一気に肩や首が軽くなる感覚を

おぼえられる方も多いです。

 

 

3.鎖骨に手をおいた状態で首を大きくまわしてみましょう

 

左右どちらからでもいいので、

片手で反対の鎖骨にポンっと手をおき(首といっしょに鎖骨が動かないようなイメージ)、

少し骨を圧迫しながら首を大きくまわしてみましょう。

 

それだけで首や肩に対するストッレチの効果が高まります。

(左右の手それぞれで、首の左右まわしを各5回ずつ)

 

1日に3〜5セットを目安にはじめてください。

 

また鎖骨のあたりは自律神経と関係のある場所なので、触ったりやさしく撫でる

だけでリラックス効果が高まります。

 

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○ここまでご覧いただきありがとうございます!

 

上記の3つの解消法を継続していくことで肩こりや首の辛さから解放される可能性が

高まります。

 

しかし、頑張ってるんだけど一向に良くならない、変化が出ない、悪くなっていく一方だ

とお悩みの方は、何か別の原因が潜んでいる可能性もあります。

 

不安があったり、早急に改善したいとお考えの方は一度当院へご相談ください。

整体と鍼灸は、肩こりや冷え・胃腸のトラブルを解消するためには大変効果的です。

 

 

また、「こんなことで悩んでいるんだけど、原因がわかるかな?」「〇〇なんだけど診て

もらえるのかな」といった内容も受け付けていますので、お気軽にご連絡くださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      (監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)