整体師が実践している身近で効果的な肩こりの予防法とは!?

非常に暑い日が続いていますが、皆様体調はいかがですか?

テレビやネットを見れば今も、コロナコロナとなかなか終息の声は遠そうですよね。

それだけでも憂うつなのに、猛暑のダブルパンチでまいってしまいますね。

 

お仕事のスタイルも、まだまだ在宅ワークやリモートを使ったテレワークの頻度は高まりそうです。

 

そしてやはり、

 

「肩がこって気分がめいる」

スマホを見ているだけで肩や首が張ってきてつらい」

「ひどくなると頭まで痛くなる」

 

このような声も多くなっています。

 

肩がこって集中力が散漫になる。仕事がうまく進まないし家事もはかどらない。

休日も安静第一で家にひきこもりがち。

シップや塗り薬は常備品です。

その場しのぎとはわかってても、○○分〇千円のマッサージに通うようになった。

 

肩がこるとホント憂うつで、何もかもやる気がなくなってしまいますよね。

またこれが長引くと、イライラしがちになって家族や同僚に心配や迷惑をかけてしまったり、仕事や家事の中でささいなミスをするようになっていたり...

このようなつらい経験をされている方は多いのではないでしょうか。

 

こういったお悩みを少しでも解決できればと思い、この度は肩こりの予防法と、特に夏場という気候にも関連付けて対処法をいくつか紹介させていただきました。よければ最後までお読みいただけると嬉しく思います。

 

 

そもそも肩こりはなぜおきる?

 

突然ですが、スマホや携帯電話に充電コードを刺したまま使用される時ってありますよね?

 

注目していただきたいのは充電コードなのですが、

 

長く使用している充電コードって、このつなぎ目のところに折り曲がる負荷がつねにかかっていたり、部品の性質が変わるところで引っ張りあう力が生まれていたり、結果コードの先のほうからボロボロと破損していくんです。

 

実は肩こりの原因もこれに似ているところがあって、

 

例えば悪い姿勢でデスクワークを長時間しつづけていると、頭や腕の重さに筋肉が引っ張られたり、首の関節が折れ曲がっていたりする時間も長くなっていきます。

 

そうすると、いつの間にか血のめぐりが悪くなって、

首や肩まわりの筋肉に栄養や酸素がいきとどかない状態が続き、

酸欠やエネルギー切れのまま頑張っている筋肉や関節が悲鳴をあげたときに、肩こりとして症状を感じ出すと考えています。

 

 

肩こりのやっかいなところは

 

肩こりのやっかいなところは、やはり、慢性化することではないでしょうか。

一度なった肩こりに、長く苦しんでおられた方々をたくさん診てきました。

 

「シップを貼るのは嫌なんだけど」

「痛み止めに頼ることに本当は抵抗があるんですが」

「やっぱりマッサージだけでは良くならなくて」

 

我慢や、その場しのぎの対処法しかない状況をなんとかできないのか..

この先ずっと肩こりと付き合っていくんだろうな...

 

あきらめている方も少なくないようでした。

 

 

そこでこの度は、少しの時間でできるかんたんな肩こりの予防・改善法をいくつか調べてまいりました。

参考にしていただけると幸いです。

 

 

栄養・酸素・血のめぐりを意識しましょう

 

筋肉だけでなく体が良い状態である条件として、栄養と酸素をふくんだ血液がしっかりと体中を行き来していることが大切です。

 

新陳代謝という言葉がありますが、体を作る何億何兆とある細胞に血液がしっかりとそそぎ込まれることで、必要で新しいものをとどけ、古くいらなくなったものを連れ出し排除するということのようですね。

 

首や肩まわりに知らず知らずのうちに負担がかかり、栄養や酸素が足りなくなった筋肉が、こりとなって不調を訴えているのかもしれませんね。

 

 

私も実践しています!簡単肩こり予防法!

 

ここからは大きく3つに分けて、肩こりの予防・改善につながる方法を紹介していきたいと思います。

 

①座りっぱなしに注意

 

人の体はじっとしている事には不向きな作られ方になっているようです。

特に座るという格好はそれだけでも負担になるようですが、その時間が長くなればなるほど負担も増えます。

 

以前おもしろいデータを見たことがありました。

 

なんと日本人の平均デスクワーク時間は世界1位で、1日8時間を超えているようでした。そして8時間ではすまない方がたくさんおられるのだろうと推測できます。

 

座りっぱなしにならないように、30分~1時間に一度ぐらいで席を立ったり、首をまわしたり、簡単な腕のストレッチを取り入れてみましょう。

 

何かに集中しすぎていることに気が付いたら一度ストップする習慣をもち、背すじの伸びと一緒にゆっくりと目線を天井にむけ、そのまま胸を開くように大きくゆ~くり腕をまわしてみるといいですよ!

 

②深呼吸を取り入れる

 

深呼吸を心がけだすと、筋肉だけでなく脳や神経もリラックスするので

緊張がほぐれ、痛みやつらさが和らぎやすくなります。

 

しっかりと息を吐き切るように意識することが、効果を高めるポイントです!

 

③お風呂でしっかりと温まる(夏冷えをふせぐ)

 

夏場のお風呂をシャワーですませる方は多いと思います。

 

湯船にゆっくりつかると、気分がスッキリしますし、体も心もリラックスできるようになります。

 

ぬるめのお湯(38~40℃ぐらい)でいいので、湯船につかって全身をあたためる日を増やしていきましょう。血のめぐりも良くなって、硬いこりがほぐれやすくなります。

 

 

また、この時期としては、

 

ふろ上がりの一杯!や、帰宅後のごほうびの一杯!がおいしい季節ですよね。

実は冷たいものの取りすぎや内臓の冷えも、肩こりに関係するようです。

 

私はきまって、クーラーの良く効いた部屋でビールをたくさん飲んだり、アイスクリームを食べすぎたなぁ~と思った次の日は、寝ちがえをよく起こしていました。

 

あたたかい汁物をいただいたり、たまには季節外れのお鍋をしてみるのも、お腹があたたまっておすすめですよ!

 

そして、首肩まわりの露出に注意し、クーラーの冷気が直接あたらないように心がけることも予防として効果的のようです。

 

 

上記3つの内容と夏冷えの対策を日常に取り入れていただき、継続していただくことで、ご自身でも肩こりを予防・改善できる可能性があります。

 

ですが、それでも一向に肩こりや首のつらさが良くならないときは、他にも何か原因がひそんでいるかもしれません。

 

そんな時は一度、根本的な治療を受けることをおすすめします。

 

治療として整体や鍼灸治療は効果的ですので、お困りでしたらお気軽にご相談ください。

 

 

まとめ

1.肩こりとは?

2.慢性化しやすいのでややこしい

3.血のめぐりが大切

4.簡単な予防・改善セルフケア

 

 

 

 

監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎