手術後の膝が痛い…うずいて夜も寝れなかった50代女性の症例報告!最後は〇〇が決め手でした!

「膝の手術は成功したのですが、

    退院してから痛みがあって夜もうずいて寝れないんです…」

 

辛さというよりも疲弊感が強く、希望を失ったような、

そして精気を感じられない様子が、

初診時のTさん(50代女性 会社員)から感じられた率直な印象でした。

 

左膝の痛みと違和感にさいなまれ、半年以上まともに寝れていない状況でした。

 

歩く様子も、左膝をかばいながらなので痛々しさがあり、

椅子から立ちあがったり、角を曲がる時には、

大きくバランスを崩して転倒しそうになられていました。

 

半年ほど前に「反復性膝蓋骨脱臼(はんぷくせいしつがいこつだっきゅう」という、

膝のお皿がズレて脱臼をくり返す状態を改善するために手術に望まれました。

 

手術は成功したようですが、満足のいくリハビリができなかったとのことで、

 

そこから半年以上の間、

痛みと不快感、そしておぼつかない歩行状態がいつまでも続くので、

不安や憤りのような気持ちをひとりでかかえ続けておられました。

 

睡眠がままならない状況だったため身体中の緊張も強く、

痛みや不快を感じやすい状態になっていました。

 

f:id:saijyotaro:20210922130909p:plain

 

こんにちは!

 

愛媛県西条市いしだ鍼灸整骨院を開業しております、

院長の石田将太郎です。

 

この度のブログは、当院をご利用の患者さんの声をもとにした

「症例報告」という形でお届けしていきます。

 

・お膝に痛みやトラブルを抱えている

・立ち上がりや動き出す時に鋭い痛みが膝を襲う

・変形性膝関節症に悩んでいる

・お膝を手術してから痛みや違和感が残る

 

そのような方にとっても、一度ご覧になっていただきたい内容となっています。

 

ぜひお時間の許す折に、最後までご覧になっていただけると幸いです。

 

f:id:saijyotaro:20210922131144p:plain

 

 

【いつの間にか膝の心配を忘れて寝れている!!】

 

現在も全身のメンテナンスや膝関節の状態を確認するために

定期的な通院をされていますが、

 

4回目の治療後、5回目の来院時にはご自身だけでなく、

他者からも分かるほど歩く姿が改善され、

 

「美容室の担当の人にも『足良くなりましたね!』って言われましたよ!」

と笑顔で報告をくださり、

睡眠時以外に症状を感じることがほとんどなくなっていました。

 

そして7回目の治療を終え、8回目の治療の時に、

「そういえば、(睡眠中に)気になって起きることが少なくなりました!」

と思い出したかのようにお伝えくださった時は、本当に嬉しかったです♪

 

 

 

【膝の症状や心配がなくなるにつれて、気持ちも前向きに!】

 

しかし半年以上左膝をかばう生活が続いていたので、

筋肉はずいぶんやせ細っていました。

 

筋肉を強化する必要性があり、

治療と並行してエクササイズの取り組みを提案していきました。

 

筋肉も少しずつ変化を見せてはくれますが、強化するとなるとやはり根気のいるものです。

 

そんなある日、

突然大きな変化を左膝だけでなく、両脚から感じることがありました。

 

お話をうかがってみると、

「先生、じつは温泉で歩行浴始めてみたんですよ♪」

とのこと!

 

わたしは心の底から感動して嬉しさがこみ上げ、

「えぇっ!!すごい!!」と思わず大きな声を出してしまいました。

 

初診時、本当に憔悴した様子で、疲れや不安でうつろな様子だったTさんが、

このように自主的に、前向きに運動に取り組んでくださるほどに

回復してくださったんだなと、心底嬉しくなりました。

 

f:id:saijyotaro:20210922132529p:plain

 

そこからのTさんのお膝の様子はめきめき良くなっておられます!

 

これから冷える季節になっていくことに注意を払いつつ、

計画的にケアを続けていけば、お体にもっと自信を持てるようになります。

 

 

Tさん本当によく頑張っていますね!

そして感動をいただけたこと、感謝しています。

 

今後もしっかりサポートしていきます!

これからもう一息、頑張っていきましょうね!

 

f:id:saijyotaro:20210922154014j:plain

 

 

○治療期間・治療計画

 

・初診〜5回目まで1週間に一度、

6回目からは2週間に一度のペースで2ヶ月間ほどを終了。

・3ヶ月目の途中から3週間に一度のペースで通院。

・現在は肩こりや股関節の調整を踏まえて定期的に通院。

 

 

○治療内容

 

・股関節と骨盤調整を軸に、全身の骨格を整える整体施術。

・こわばった膝の関節に対する運動療法(モビリゼーション)。

・かばうことで動きが鈍くなった筋肉(今回ここに痛みのもとがありました)に対し、

鍼治療と微弱電流治療(NEUBOX)。神経筋促通法。

・テーピンングによる安定性強化と、キネシオテーピングによる筋肉の動きのサポート。

 

どの治療も、優しく刺激のやわらかな施術方法です。

どなたにも安心して受けていただけるよう準備しています。

 

 

○エクササイズの提案

 

・タオル挟み運動(タオルを両膝で挟みジワ〜っと力を加えていく。とくに太ももの内側の筋力を鍛えます。)

・タオル潰し運動(脚を伸ばした状態で、お膝の皿裏に厚めのタオルをセットし、膝を伸ばす力でタオルを真下へ押し潰す運動。お膝まわりの筋肉を鍛えます。)

・タッピンング(鍛えたい筋肉や場所に対して、指先などを使い軽い刺激で、細かく叩くような刺激を入れる方法。タオル運動と併用することで運動の効果が高まります。)

 

 

○歩行浴

 

東予温泉内の歩行浴スペースで、5〜10分。2〜3回/週。

 

 

 

この度、定期的な運動の必要性を改めて実感しました。

体は、「栄養」・「酸素」・「刺激」という3つの要素が適度にあることで

良い状態を保つことができます。

 

しかしコロナ禍において、圧倒的に少なくなってしまったことが、「刺激」と考えています。

運動時間の減少だけでなく、外出やコミニュケーションの量が減ることも、

在宅ワークが増えることも、「刺激」を減らす要素となります。

 

そういった理由でいつもなら耐えれる痛みや症状が、

普段よりきつく感じるようになったりもします。

 

じつはこのような様子って、自律神経が乱れた状態なんです。

自律神経の乱れを防ぐためにも、適度な運動や深呼吸を心がけてみましょう!

 

 

www.touyoonsen.com

 

f:id:saijyotaro:20210922155307j:plain

当院では愛媛県下では数台しか扱われていない、

ヨーロッパ製の微弱電流治療機器であるNEUBOX(ニューボックス)を使用しています。

 

プロ野球選手をはじめ、トップアスリートが治療に使う中周波治療器です。

痛みや腫れの治療に対し優れた即効性があります。

 

 

【最後に】

 

ここまでご覧になっていただきありがとうございます。

 

この度は症例報告という形でブログ記事を書かせていただきました。

 

わたしは患者さんが回復するにつれ、

笑顔が見えたり雰囲気が明るくなったり、気持ちが前向きになっていく、

そのような様子を感じれた時には、なんとも言い表せない喜びを感じます。

 

 

実際に患者さんの良くなったお声も届けていきたいですし、

 

また当院の治療方法や治療計画、そして院内の様子や雰囲気などを知っていただける

と嬉しいです。

 

少しでも安心してご来院していただけるように、

環境作りや治療スタイルを常に考えています。

 

当院ではお膝に痛みや不調を抱えられている方以外にも、様々なお困りに対応しています。

 

「このような状態でも診てもらえますか?」

「〇〇と言われたんだけど大丈夫ですか?」

 

といったご相談も受け付けております。

 

「治療を受ける前にまずは相談だけさせてほしい」

 

このようにお考えの方もおられると思います。

無料相談も随時おこないますので、

そういった場合でもお気軽にご連絡いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      (監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

 

 

 

体力をつけてウイルスに負けない体づくり!栄養ドリンクはもう不要!毎日実践できるちょっとした工夫5選お伝えします!

natsubate_girl2.png (696×777)

「夏風邪なんかひいたことなかったのになぁ」

「体力が落ちて年々夏が辛くなってくる、、」

「もっと自分の体に自信を持ちたい」

「親の介護をしっかりとやりとげたいんです」

 

これらは当院をご利用の患者さまからの声の一部です。

コロナウイルス感染流行がはじまって以降、ご自身のお体と向き合う機会が増えたと

おっしゃる方も多いように感じています。

 

 

「歳には敵わないなんて言いたくない」

「なにかと歳のせいにされてしまうのもシャクに触るのよね」

「毎日栄養ドリンクを一気飲みしています!」

 

そのような声を聞くと自分自身の10年後や20年後のことなども想像してしまい、

急に不安な気持ちになったりしています。

 

 

こんにちは!

愛媛県西条市いしだ鍼灸整骨院を開業しています、

院長の石田将太郎です。

 

 

体力をつけるためにはやはり運動!

これは本当に大切なことですよね。

ですがそのような時間ってなかなか作れません。

 

体に良い食材やサプリメントを選んで食べるようにしよう! 

でも高くつくから手が出にくいものが多い、、

 

といった具合でなかなか自己投資もできずにいます。

sport_walking_woman.png (553×800) 

 

そこでこの度は、

 

このブログをご覧の方の中にも、

同じような想いを持たれている方がいるのではないかと感じ、

 

体力アップやアンチエイジング、抵抗力・免疫力アップにつながる身近な心がけを

私なりに調べてまいりましたのでシェアしていきたいと思います。

 

  • 体力や抵抗力をつけてウイルスや流行り病(はやりやまい)に負けない体を手に入れたい!
  • 子どもの運動会でいいとこ見せたい!
  • 体型を維持していつまでも若々しくいたい!
  • 孫の抱っこや遊び相手をじゅうぶんにしてあげたい!

 

などなど、

そのようなお気持ちの方にとって有益な情報となっているはずです。

 

毎日実践できるちょっとした工夫をお伝えしていきますので、

ぜひ最後までご覧になってください!

 

 

【栄養ドリンクが欠かせない!?体力や抵抗力が落ちるってどのような状態?】

 

・日々の活動に疲れを感じやすくなった

・起床時に疲れを感じている日が1週間以上続いている

・風邪をひきやすくなった そしてひいた風邪が長引く

・角やテーブルのあしに小指や膝を打つようになった

・こむらがえりや筋肉の引きつけをよくするようになった

・やる気が出ない 長続きしない

・気分がのらないことが増えた

・太りやすくなった または食べても身につかない

 

このように、

上記の内容に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう!

(当てはまれば必ずそうというわけではありません)

 

「疲れない体が欲しい」

「あの頃のように、しなやかな動きができるようになりたい」

 

正直私自身も体が硬くて、

以前のように体を自在にコントロールできていないがために足をかどにぶつけたり、

風邪がなかなか治らないなと年々感じることが増えました。。。

 

また私はデイサービスを運営していた経験があるのですが、

ご高齢の利用者さんの姿を見ながら、自分の将来はどうなるのかな、、

子どももでき、なおいっそう人生観を見つめ直した時に不安を感じることが増えました。

 

そういった不安が大きくなる一方だったので、

実際に患者さん達にお伝えしている健康法を、

私自身の日々の生活にも取り入れるようになりました。

f:id:saijyotaro:20210818170022p:plain

 

鍼灸師も実践!ちょっとした工夫で体力や免疫力が高まる秘策とは!?】

 

さっそくここからは日常生活でできる工夫の紹介にうつっていきます!

 

安心してくださいね。

なんだそんなことでいいのか、と思えるほど簡単な取組みと思います。

ですが、”塵も積もれば山となる”です!

 

巷にはいろんな健康法がありますが、

ここでは無理せず毎日実践できる内容をご紹介していきます !

ぜひ意識して取り組んでみてください。

 

 

①大股で歩く

 

まずは足の半足分(10㎝程度)だけでも大丈夫です!

 

いつもより少し足を遠くへ運ぶ気持ちで、上げていない後ろ側の足親指を使い、

地面をグイッと蹴り出しましょう。

いつもと違う進み具合を感じてみましょう!

 

大股で歩くことで、太ももやお尻などの大きな筋肉が動きます。

全身の血のめぐりや代謝が良くなり、免疫力も高まります。

ヒップアップや脚のひきしめ効果、むくみの予防にもオススメです!

 

 

②噛む回数を増やす

 

いつもの一口にプラス5回から始めましょう!

噛んで唾液を出すことで胃腸への負担が減り、疲れにくい体になります。

 

また唾液はお口の中を清潔に保つ働きがあります。

風邪や様々なウイルスに対する抵抗力が高まります。

pikapika_ha.png (775×800)

 

 

③顎(あご)まわりを刺激する

 

②と関係の近い内容になりますが、唾液の分泌を助けるためにアゴの骨まわりを

マッサージしてみましょう。

 

特にエラからアゴ先にかけて、骨の裏側を突き上げるように押し上げます。

同時にアゴを引くようにすると刺激しやすいです。

唾液の出が良くなると抵抗力や免疫力が高まります。

 

マスク生活でお口まわりや唾液腺の働きが弱くなっていますので、

ぜひ食事前におこなってください!

undou_ago_mochiage.png (815×859)

 

④こまめな水分補給

 

のどの渇きを感じたら、すでに脱水状態と言われています。

 

脱水状態とは、体の機能が落ちている状態と同じです。

長引くと体力が落ちて抵抗力も下がります。(高齢者の認知症も脱水が原因と

言われています)

 

暑い季節に限らず、日々こまめに水分補給をおこないましょう!

 

摂取量の目安は、

体重×30mlを意識(50kgの方なら1500ml)してください。

 

 

 ↓過去記事ですが水分補給について参考にしていただけると幸いです。

saijyotaro.hatenablog.com

 

 

saijyotaro.hatenablog.com

 

 

⑤呼吸法で自律神経を整える

 

マスク生活が長く続くことによって呼吸の質が低下しています。

人目のないところでマスクを外し、意図的に大きな呼吸をおこなってください。

 

おすすめは息をめいっぱい吐き切る方法です。

呼吸が浅くなると息を吐く力の方が弱まり、二酸化炭素や老廃物が体内に残って

しまいます。

 

呼吸は本来無意識におこなわれているものなので、

吐き切った後は必要量の空気を体が勝手に吸うようになっています。

 

日中に深呼吸をする機会を増やすことで自律神経が安定し、睡眠の質も高まります。

一石二鳥ですから、ぜひ頑張って継続してください!

 

 

 

【最後に】

 

ここまでご覧になっていただきありがとうございます!

 

当院の患者さんとお話をする中で、

実際にひどい腰痛を抱えられたり大きな怪我によって体に不自由を感じる体験を

された方々は、

 

「体が資本!」

「他人に必要以上の心配や迷惑をかけたくない」

 

このような想いを強くお持ちのように感じています。

 

この度ご紹介しました実践法を日々の生活に一つでも二つでも取り入れていただくことで、

健康貯金が少しずつ貯まっていくような、

そのような健康意識の高め方をしていただければ幸いに思います。

 

 

また、お体の歪みや悪い姿勢、痛みや不調を抱えたままの生活というのは、

 

車で例えるなら、

”走らないのにエンジンをかけたままガソリンを焚いている状態”

と言えます。

 

このような状態ではエネルギーを無駄に消費しつづけ、疲労してしまいます。

治るものも治りません。

 

慢性的な疲れや、長引く痛み・症状にお悩みの方は一度根本的な整体や鍼灸治療を

おすすめします。

当院でもしっかりと対応いたしますので、ぜひご利用ください!

 

その他のお困りごと、〇〇のようなことでも診てもらえるの?といったご相談も

随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください♪

 

 

 ↓過去記事ですが、

これから季節の変わり目を元気にすごす方法としてもおすすめの記事です。

一度ご覧ください!

saijyotaro.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      (監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

 

 

 

 

肩こりがひどくて腕までシビれてくる、、。湿布やビタミン剤に頼らずに解消する方法とは?

「肩こりで治療にいっても、電気とマッサージをされただけでした」

「首をひっぱってもらっても、湿布を貼っても肩こりって良くならないですよね」

「ひどくなると腕までシビれてきて辛いんです」

 

最近このようなお声が増えてきたように思います。

 

「ビタミン剤って肩こりに効くんですか?」

「肩こりになるとこの先一生付き合っていくものですよね、、」

「腕や手がシビれるって、まさか頭とか脳の問題ですか?」

 

このように悩まれたり不安を抱えておられる方も多いようでした。

 

f:id:saijyotaro:20210729125545p:plain

 

○肩がこると腕までシビれてくる理由とは!?

 

こんにちは!

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しております、

院長の石田将太郎です。

 

オリンピックも開幕し、季節は夏本番ですね!

外をすこし歩けば汗がふき出しますが、お店や屋内に入ると冷房でキンキン!

 

このような時って、お体はすごく疲労します。

疲労して、筋肉や関節はカチカチにかたまっています。

 

そしてこの季節、冷たい飲み物やアイスクリーム、かき氷がおいしい時期ですよね。

お腹の中はいつの間にか冷えかたまった状態となっています。

 

調べてみると、お腹(内臓)と首は「迷走神経(めいそうしんけい)」という内臓を動かす

神経によってつながっているようなのです。

 

さらにくわしく調べてみると、

 

お腹が冷えて内臓の働きがにぶるとその情報が迷走神経によって首に伝わり、

そこから首や肩の筋肉もおなじように硬く緊張します。

 

電柱と電線のような関係性ですよね。

 

またやっかいなことに、お体にとって硬くなった筋肉は重りの代わりとなってしまいます。

ほら、下半身や足が重く感じるときってありますよね。

そのような時、太ももやふくらはぎの筋肉は硬くなっていることがほとんどです。

 

この重りになった首や肩の筋肉が、腕のほうへ走っていく血管や神経を圧迫するような

ストレスになるようです。

 

腕に違和感を感じたり、場合によってはシビれを感じさせてしまう原因がここにも

あるようでした。

 

 

 

○肩こりに湿布が効かない、、?ビタミン剤を飲む前にできることは?

 

あるデータによると、肩こりを自分で対処するための方法として、

塗り薬や貼り薬を使う方は全体の23%を占め、2番目に多い手段となっています。

 

f:id:saijyotaro:20210729135609p:plain

(佐藤製薬株式会社 肩こり痛・腰痛に関するアンケート調査)

 

しかし調べてみると湿布が特に効果的なタイミングは

足首のネンザやぎっくり腰を起こしてしまった直後であったりと、

何かしらが起きてからすぐのようでした。

 

お体の中に「炎症」という状態がある時には大活躍のようですね。

 

疲労や緊張によって感じている症状や辛さは、炎症とは違うため湿布の効果も薄れていると

考えられています。

 

また不用意に湿布を使いすぎることで起こるトラブルもあるようです。

(こちらに関しては別の記事で改めて紹介していきたいと考えています)

 

そして手軽で身近な存在であるビタミン剤。

意外なほど糖分が多く含まれていたり、場合によっては腎臓や肝臓に

負担をかけることもあるようです。

 

f:id:saijyotaro:20210729132039p:plain

 

 

○まだ湿布やビタミン剤に頼りますか?肩こりを解消する3つの秘策をお伝えします!

 

ここからは、とくにこの真夏の季節に増える肩こりや首の辛さにターゲットをしぼり、

簡単に実践できる解消法を3つお伝えしていきます!

 

 

 

1.冷房やクーラーの環境下では首や肩まわりのお肌の露出をさける

 

直接お肌に冷風を受けることで、反射的にその部分の筋肉が緊張するという体の

仕組みがあります。

 

長い時間続くと、緊張した筋肉の硬さがエスカレートして

神経や血管を圧迫しやすくなります。

 

そうなると血のめぐりが悪くなり、筋肉が必要とする栄養や酸素が不足します。

結果として、辛いコリを感じたり違和感や不快が増えるようでした。

 

首元や襟まわりにはスカーフや薄手のタオルをかけてお肌の露出をさけるよう意識ましょう。

 

 

2.ほどよい熱を体にあたえましょう

 

オススメは、38〜40℃程度のぬるめのお湯を使った入浴です。

入浴によるリラックス効果と水圧によるマッサージ効果もあり、筋肉の緊張がほぐれ

血のめぐりが良くなります。

 

シャワーでお風呂をすまされる方が増えていますが、

まずは週に2〜3回、5〜10分ほど湯船につかるようにチャレンジしていきましょう。

 

また余裕がある方は、食事にあたたかい汁物を一品くわえてみましょう。

胃腸が温まることで体中のこわばりがほぐれ、一気に肩や首が軽くなる感覚を

おぼえられる方も多いです。

 

 

3.鎖骨に手をおいた状態で首を大きくまわしてみましょう

 

左右どちらからでもいいので、

片手で反対の鎖骨にポンっと手をおき(首といっしょに鎖骨が動かないようなイメージ)、

少し骨を圧迫しながら首を大きくまわしてみましょう。

 

それだけで首や肩に対するストッレチの効果が高まります。

(左右の手それぞれで、首の左右まわしを各5回ずつ)

 

1日に3〜5セットを目安にはじめてください。

 

また鎖骨のあたりは自律神経と関係のある場所なので、触ったりやさしく撫でる

だけでリラックス効果が高まります。

 

f:id:saijyotaro:20210729132905p:plain

 

 

○ここまでご覧いただきありがとうございます!

 

上記の3つの解消法を継続していくことで肩こりや首の辛さから解放される可能性が

高まります。

 

しかし、頑張ってるんだけど一向に良くならない、変化が出ない、悪くなっていく一方だ

とお悩みの方は、何か別の原因が潜んでいる可能性もあります。

 

不安があったり、早急に改善したいとお考えの方は一度当院へご相談ください。

整体と鍼灸は、肩こりや冷え・胃腸のトラブルを解消するためには大変効果的です。

 

 

また、「こんなことで悩んでいるんだけど、原因がわかるかな?」「〇〇なんだけど診て

もらえるのかな」といった内容も受け付けていますので、お気軽にご連絡くださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      (監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱中症予防!水分補給の目安と自家製ドリンクの簡単な作り方をお伝えします!パート②

こんにちは!

 

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しております、

院長の石田将太郎です。

 

前回からの何日かの間に、一気に夏が進んだように思います。

汗かきな私としては、室内や院内の温度設定にいつも悩まされています。。

f:id:saijyotaro:20210723221847p:plain



 

 

さて前回パート①では、

 

・水分不足で起こるお体の不調

・あなたに合った水分摂取量の目安

・特に夏場では外してほしくない水分摂取の3つのタイミング

 

といった内容をお伝えさせていただきました。

 

 

今回パート②では、

 

・反対にこのようなタイミングでは水分摂取を控えましょう

・より効果的な水分摂取の方法

・簡単にできる自家製経口補水液の作り方

 

といった内容でお伝えしていきます。

 

ぜひこの度のブログも、最後までご覧になっていただければ幸いです。

 

 

 

○もしかしたら夏バテを引き寄せるかも!?

 

水分補給を心がけましょう!

ノドの渇きを感じる前に水分を取りましょう!

と、しつこいぐらいにお伝えさせていただきましたが、

 

反対に、あまり水分を取ってほしくないタイミングもあります。

 

それはずばり、

食事の時間を中心にした前後30分のお時間です。

特に食前の30分から食事中に関しては注意が必要です。

 

この時間に水分を取りすぎていると、消化に必要な胃や腸の消化液を薄めてしまう可能性が

考えられるようです。

 

また、冷たい飲み物を一気にそそぎ込むようなことがあると、胃腸も冷えて

かたまってしまいます。

 

そのような状態であるにもかかわらず、食べ物など固形物が入ってくるとなると、

 

胃や腸にとっては、

 

運動前のウォーミングアップをすっぽかして、

体の温まっていないうちに100メートル走を全速力でダッシュさせられるような、

まるで嫌がらせのような状態となります。まず肉離れ確定です。

 

さらにお腹はチャポチャポのままです。

すごいダメージだと思いませんか。

 

 

ですので食事の時間から逆算して、前後30分は極力過度な水分補給を

控えるように気をつけてみましょう。

 

f:id:saijyotaro:20210723222620p:plain

 

体調を安定させるためにも、夏バテ予防や秋に疲れを残さないためにも

ぜひ心がけていただきたいです。

 

熱中症とは離れた内容に思うかもしれませんが、

胃腸が疲れると食べ物の消化や栄養の吸収がおっくうになるだけでなく、

水分を吸収する働きにも影響がでてしまいます。

 

ちなみに、体にとって水分が吸収されやすい温度は

5〜15℃程度が最適のようです。

 

冷たくても、冷蔵庫で冷えている程度を限度と覚えておいてください。

氷が入るとやはり冷えすぎのようですね。

(温度が低いものの方が胃を速く通過するという性質もあるようです。)

 

 

 

○水分補給にもってこいの飲み物は?

 

てっとり早いし、どことなく体にも良さそうなイメージのスポーツ飲料は、

百歩ゆずってもやはり甘すぎるようです。

 

糖質やカロリーを気にされる方にとっては脅威でもあります。

 

私も実際にスポーツ飲料を飲むときは、水で半分以上の薄さに割って飲むように

しています。

粉末タイプのものを使用用途の2〜3倍の水分量で割って飲まれると、

コスパも高めですからオススメです。

 

ほんのりと味を感じる程度で大丈夫です。

 

最近では経口補水液として商品も出ていますので、万が一に備えて常備しておくと

安心ですよね。

 

 

○作ってみよう!自宅で経口補水液!(甘さ控えめバージョン)

 

甘さとカロリーを控えるために、一般的なお砂糖ではなくブドウ糖を使います!

ブドウ糖はドラッグストアやスーパーでも購入できます。

(取りすぎはいけませんが砂糖にも含まれるブドウ糖には、腸管での水分吸収を促進する

 という重要な働きがあるようです)

 

【作り方】

 

分量として、

 

水1リットルに対し、

ブドウ糖大さじ2(18グラム)

・塩小さじ1/2(3グラム)

・レモン果汁50ミリリットル

 

これらをまぜたらできあがりです!

 

けっこう簡単に作れそうですよね!?

無添加や食材にこだわる方には特にオススメかと思います。

ぜひ一度お試しください。

 

レモンを他の果汁に変えることで風味や味のバリエーションが増えますし、

果汁からクエン酸やミネラル分も摂取できるようになります。

(ただし栄養価やミネラル分を必要量摂取できるかといえばそうではありません)

 

ちなみに白砂糖を使うとなると、白砂糖の分量は大さじ4・1/2(40グラム)が目安に

なるので、ブドウ糖との分量の差がすごいですよね。

 

※注意点として、手作りの経口補水液には防腐剤などはもちろん入っていませんので、

作った後は1〜2日以内には飲むようにしましょう!

また乳幼児に飲ませる時には、アレンジとしてハチミツを使った物は飲ませないように

しましょう。乳児ボツリヌス症の原因になります。

 

 

 

○まとめ

 

今回の内容の中でも、

 

・食事の30分前からは過度な水分摂取をさけましょう。

・冷たいものが飲みたくても、氷を入れると冷えすぎて体には負担になります。

 5〜15℃を意識しましょう。

・てっとり早く見えてもスポーツ飲料は糖分が多すぎます。

 半分以下の濃度に割って飲みましょう。

 

この3点を少しずつでいいので心がけてみてください。

熱中症や脱水症状の予防だけでなく、夏バテの予防と秋に疲れを引きずらない体作りの

お役に立てると思います。

 

暑い夏を少しでも元気にすごしましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

f:id:saijyotaro:20210706222034p:plain

 

 

その他にも、「健康に役立つ身近な知識をもっと知りたい」「○○で悩んでるんだけどよくなりますか?」といったご相談も受け付けております!

お気軽に当院へお問い合わせください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       監修 柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱中症予防!水分補給の目安と自家製ドリンクの簡単な作り方をお伝えします!パート①

こんにちは!

 

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、

院長の石田将太郎です。

 

セミも鳴きだしそろそろ夏本番!

 

ところが、

 

「外を歩いただけで気分が悪くなった」

「たくさん汗をかいた後は、水だけ飲んでればいいの?」

「朝起きたら汗だくで、しかも立ちくらみがして怖かった」

「じつは夏場になると便秘になるんですが、、」

 

このようなお声を聞くことが増えてきました。

 

そこでこの度のブログでは、熱中症予防や夏場の体調維持に役立てるように

水分補給にテーマをおいて書かせていただきました。

 

f:id:saijyotaro:20210719112659p:plain

 

夏場の便秘や脱水症状の予防、腹痛や下痢への対策にもつながる内容と思いますので、

ぜひ最後までご覧ください!

 

 

 

○あなたの必要な水分摂取量を知りましょう!

 

厚生労働省発表のデータによると、成人が1日に必要な水分はおよそ2.5リットルと

されているようです。

 

ただこれは、食事からの水分や体内で作られる水分も含まれているようですから、

生活環境や体質などの差によって違いがありそうに思います。

 

そこでもう少し簡単な目安として、

 

「体重(kg)×30ミリリットル」/1日

 

の水分摂取量を目指そう!ということを覚えておいてください。

 

 

例えば、

 

体重50kgの方であれば、50(kg)×30ミリリットルとなるので

1日に目標とする水分摂取量は1500ミリリットルとなります。

 

500mlのペットボトル3本分ですね。

 

 

そして理想的な水分補給のタイミングはやはり、「ノドが乾く前から」のようです。

耳にされたことがあるかとも思います。

 

調べてみると、

人の体はノドの渇きを感じた頃にはすでに軽度の脱水状態にあるようで、

そこからガブガブと飲むようなことをしても水分がうまく吸収できないようです。

 

まとめ飲みや一気飲みは体への吸収を考えるとかなり非効率なので、こまめに分けて

摂取するように意識していきましょう!

 

 

しかし、コンスタントに飲もうと頑張ってもなかなか飲めないのが現実です。

 

そこでまず、必ず摂取していただきたいタイミングをお伝えします。

けっして特別なお時間ではありません。

 

・起床時

・お風呂上がり

・就寝前

 

夏場は特に、この3つのタイミングを外さないようにしていきましょう。

コップ1杯の水を普段の摂取量プラスαとして飲んでいただきたいと思います。

(夜間頻尿等でどうしても、、という方には無理強いはしません。補足として、

 摂取した水分が実際にオシッコとなって膀胱にたまっていくのは6〜7時間後のようです)

 

f:id:saijyotaro:20210719113037p:plain

 

「水と塩なめといたらええんやろ?」

「水飲んで梅干一個食べてたら大丈夫!」

といったお声をよく聞きます。

 

じっさいに、とくに大汗をかく機会が日常的にあったり、

こむらがえりや筋肉のひきつけなどをたびたび繰り返すような方以外は、

そこまで塩分をとることを意識しなくてもいいようですね。

 

日本人の食生活がもともと塩分過多だから、とのことです。

 

まずは上記3つのタイミングで確実にコップ1杯ぶんの水を飲み、

他の時間で残りの摂取量を分配していくようにしていきましょう。

 

○次回パート②へ続きます!

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

注意していただきたいことは、全ての方に当てはまる目安というわけではありません。

 

例えば、炎天下の中で練習にはげむクラブ活動の学生さん達は、

摂取量や必要な成分、摂取の仕方も違うはずです。

 

ひとくくりにお仕事といっても、屋内と屋外との作業でもずいぶんと違いはあるはずです。

 

また、お年を召すごとに渇きには鈍感になっていくようですから、

自発的な摂取が難しくなるという点も注意しておきましょう。

 

次回パート②では、

 

・こんな時には水分摂取は控えましょう!

・自家製経口補水液の作り方!

 

といった内容をメインにしていこうと思います。

 

引き続きよろしくお願いいたします!

f:id:saijyotaro:20210719131349p:plain

 

 

 

 

 

 

※夏バテや食欲不振にお困りの方、体力低下で疲れが抜けない方は一度当院へご相談

 ください。夏場の不調は季節が変わっても引きずりやすいものです。早めの対策を

 をオススメしています。

 

当院ではこのよう症状に対して整体によって疲れにくい体へ導き、並行して刺さない鍼や

遠赤外線治療器をつかうことでツボや内臓の反応点を刺激するように治療していきます。

 

ここち良い刺激に眠ってしまう方も多いです。

 

リラックスしてお体を回復させる時間も必要ですよね。

 

「他にも、こんな症状だけど診てもらえますか?」

「〇〇だけど大丈夫?」

といったご質問も随時受け付けております。

 

お気軽にご相談くださいませ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎

急な腰痛に襲われた!!ぎっくり腰になった時の正しい対処法をお伝えします。パート③

みなさんこんにちは!

 

愛媛県西条市

いしだ鍼灸整骨院を開業しています、

院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

前回パート②の投稿後に、鍼灸整骨院をオープンしました。

そのこともあり、今回の投稿が遅れてしまい申し訳ございませんでした。

 

またおって、当院と院長の紹介もブログ記事として投稿させていただきます。

よろしくお願いいたします。

 

 

さて今回パート③では、

このような時には一度、病院や専門のかかりつけ医に相談しましょう!

という内容になります。

 

信号待ちのイラスト

 

腰痛の中にも危険を伴う「レッドフラッグ」があります。

 

最新の研究や医療論文によると、

腰痛の95%は命に関わるような危険性はありませんが、

残りの5%の中には、骨折、そして1%ほどの割合で腫瘍といった重篤

疾患が隠れていることもあるようです。

 

この5%の見逃してはいけない腰痛「レッドフラッグ」について、

私が調べてきた内容の一部にはなりますが、

その中でも見逃さないための判断材料をみなさまにシェアしていこうと思います。

 

 

○以下の項目に該当する場合は、注意が必要です!

 

・腰痛の発症年齢が20歳未満か55歳以上

・最近激しい外傷を負った記憶がある(高所からの転落や交通事故)

・楽な姿勢がない(動作と無関係で絶え間ない痛みが続く)

・胸部痛がある

・長期間に及ぶステロイド剤の使用歴

・悪性腫瘍や癌、HIVの病歴がある

・非合法薬物の使用

・全般的な体調不良

・原因不明の体重減少(1〜3ヶ月で一気に)

・発熱を伴う

・失禁や脱糞、お尻の周りの感覚がない

・背骨をたたいた時の鋭い痛み

・広範囲に及ぶ神経の症状(しびれる、チクチクする、冷たい感じがする、虫がはう感覚等)

・腰を軽く曲げるのもできないほどの動きの制限

 

たくさんの項目が出ましたが、

今までに経験したことのないような症状を感じたり、

何をしても痛みに変化がない(マシにならない)といった

場合は病院やお近くのかかりつけ医で検査を受けることをおすすめします。

 

上記の項目に一つでも該当すれば確実にレッドフラッグ、というわけではありません。

また腰痛の85%は原因が特定できないものばかりです。

ですからそこまで過剰に心配することもありませんので、安心してくださいね。

 

気をつけていただきたいことは、腰痛を少しでも楽にしようと思い

何気なく訪れた整体屋さんやマッサージ屋さんが、このようなレッドフラッグを

知らない可能性が大いにあります。

 

レッドフラッグに気付かずにマッサージや整体を受けることで、

症状がさらに悪化し、火に油を注ぐこともあります。

 

ですからそんな時は、国家資格を持っている整骨院の先生や病院の先生に

相談してみましょう。

 

梅雨のイラスト「紫陽花とかたつむり」

 

 

○ここまでお読みいただきありがとうございます!

 

いしだ鍼灸整骨院では問診(ヒヤリング)と検査に時間をたっぷりと使います。

特に初めて来られた患者さんや、急激な痛みを訴えられる患者さんには時間をかけて

お話を伺い、安全かつ繊細に検査と治療をしていきます。

 

急な腰痛・ぎっくり腰だけでなく、長引く腰痛にお悩みの方も

お気軽にご相談くださいね。

 

命に関わる可能性が、、、などと少し怖い印象の残る記事となってしまった

かもしれません。

 

しかし、早期発見という言葉があるように、早い段階で気づくことができれば

最悪の事態を防ぐ可能性も高まります。

 

もし腰痛に襲われた時は、この度のブログを読み返していただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       監修 柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎

 

 

 

急な腰痛に襲われた!!ぎっくり腰になった時の正しい対処法をお伝えします。パート②

 

みなさんこんにちは!

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業します、

柔道整復師鍼灸師の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

ゴールデンウィークも終わりましたね。

去年に引き続き、やはりスッキリしない連休となったように感じています。

みなさんはどのようにお過ごしになられましたか?

 

 

さて今回の記事では、

 

前回に引き続き、急な腰痛、ぎっくり腰についての正しい対処法をお伝えする、

パート②となります。

 

f:id:saijyotaro:20210304115927j:plain

 

じつは私も高校1年生の時に初めて、

体がいっさい動かせなくなったほどの激しい腰痛を経験しました。

 

経緯としては、部活中のウエイトトレーニングを、

入部したての私は初めてにも関わらず、先輩や監督からの注意喚起などを軽視して、いいところを見せようとガンガンとやり切りました。

 

しかし翌日の起床時、体を1ミリも動かせないほどの激痛が腰や背中、おしり周りを襲い、顔

も動かせなければ声も出せないという状況で、

ただただ恐怖に襲われ、パニックになってしまった記憶が強く残っています。

 

ナメクジがはうよりも遅い動きで体をずらしながら時間をかけ、ベッドから滑り落ち(この時

も冷や汗でビッショリ)、異変に気付いた母親がかけつけてくれた時の安堵感を覚えています。

 

未熟な体に急な負担が大量に、そして一気にのしかかった事で、

私の体が「これ以上は危ない!」「休ませて!」とメッセージを送ってくれたんだろうなと、

今となっては思い返せます。

 

 

○ここからは対処法をお伝えしていきます!

 

ずいぶん長い前置きになってしまいましたが、

じつは私の臨床経験から言えることとして、

「あせり」「不安」という要素は体を緊張させるため、感じている痛みをさらに

強くします。

 

その上で、

 

本当に今さっきぎっくり腰になってしまった!

急に腰痛が悪化して大変だ!

という状況にしぼって、対処法・対策法をここではお伝えしていこうと思います。

 

 

1.不用意に寝転んだり、横にならない

 

その場に崩れ落ちてしまっていたり夜寝る時はべつとしますが、

寝た体勢から起き上がることは本当に大変で、大きく動かないといけませんから、

強い痛みや苦しみをあえて味わうことになるんです。

 

ですから、壁や手すりなど支えになるものの近くで、

立ったまま、もしくはイスに浅く座るようにしてくださいね。

深く座るといざ動く時に大変です。

(この時、長い時間おなじ格好になることは避けてくださいね。少し体を揺らしたり、

 体勢を変えるように意識しましょう。)

 

 

2.深呼吸をして落ち着く努力をする

 

体は、息を吐く時に緊張がゆるむように作られているようです。

ですから深呼吸の中でも、

自然に吸って→ゆっくり長く息を吐く

これを繰り返しながら、気持ちを落ち着かせるように意識してください。

 

この時ばかりは、先の不安やご自身の想像で恐怖を強めてしまうようなことは

やめておきましょうね。

 

 

3.体の動く場所を確認しながら増やしていきましょう

 

例えば、

手の指は?→動く、手首は?→動く、肩は上がる?→ちょっと腰が痛むけど動く

足はあげれる?→足首は少し動かせるけど、あげようとなると腰にけっこうきちゃう、、

首は動く?→軽く横にふるぐらいしかできないけど、左よりは右にむきやすいかも。

このような感じです。

 

できることが多いと、安心に思えますよね。

無理のない範囲で動かしながら確認していきましょうね。

 

時間をおきながら繰り返すと動きの数が増えていき、

こうすれば体が動かせるかも、、

といった具合に冷静さがでてきますからね。

 

 

4.可能ならゆっくりと歩きましょう

 

「えっ!?」「本当に言ってるの??」と思われた方は多いと思います。

ですが、最新の腰痛やぎっくり腰に対する医療論文やデータには、

安静のしすぎが状態をさらに悪化させると、ハッキリと出されました。

 

壁や手すりをつたいながらで大丈夫です。

足を高く上げる必要もなければ、大またで歩く必要もありませんからね。

すり足で、小刻みな歩き方からスタートしてくださいね。

 

体重が乗るたびに、バランスがくずれるたびに痛みを感じることと思います。

ですが、可能なら20〜30分は続けてください。

たいていの方が、歩きはじめにくらべ、歩きやすさを感じだし、同時に痛みが少し軽くなった

ことを実感してくださっています(個人差はあります)。

 

過去に実践していただいた方々の中には、「後ろ向きで歩くとなんとか動けた」

と教えてくださった方もおられました。

 

 

○対処法のまとめとして

 

①〜④に関しては、流れで実践していただく事をおすすめします。

もちろん、時間はたっぷりとかかります。

 

というのも、④で書かせていただいたとおり、安静のしすぎは返って状況悪化や

症状を長引かせる原因となるんです。

 

人の体は動かしておかないと、硬く、弱くなるように作られているようです。

そうなっては治りも悪くなってしまいますよね。

長く乗っていなかった車のバッテリーが上がってしまうのと同じですね。

 

ですから安静を信じて長い時間床にふせっているよりも、

同じ時間をついやすのであれば、

ゆっくりと、たっぷりと時間をかけながらも、少しずつ動くように頑張ってみてください。

 

そして、多少なりとも余裕がでてきたタイミングで、整骨院や診療所に通院することを

おすすめします(3日以上痛みや状態に変化がない、または日に日に痛みが増す、こういった

場合は病院や整形外科への受診をおすすめします)。

 

それはやはり、ぎっくり腰や腰痛には原因がありますから、しっかりとした治療を受けて再発

の防止につとめることが必要と考えているからです。

f:id:saijyotaro:20210304115753j:plain

 

 

○ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

長くなりましたが、次回最終パート③では、

 

先ほども少し触れたのですが、

こんな時には病院や専門医にかかりましょう!!

といった内容をふまえて、ぎっくり腰や腰痛の予防策について書かせていただきます。

 

重篤な問題がひそんでいたり、命をおびやかす危険が隠れているような

腰痛がまれにあります。。

 

 

すいませんでした。

怖がらせる気はありませんでした。

 

みなさんの生活が少しでも良くなるように、危険をちょっとでも早く知らせれる

ように、そう思って書かせていただきます。

ぜひパート③もよろしくお願いいたします。

 

f:id:saijyotaro:20210304112015j:plain

 

 

 

 

 

 

ぎっくり腰や腰痛におこまりの方、ほかにも肩こりや関節痛、長引く症状におこまり

の方はお気軽にご連絡ください。

 

コロナ禍におけるストレス、それにともなう不調には、

整体や鍼灸治療は大変効果的です。

 

こういったお悩みにも対応していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       監修 柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎